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良い営業マンと悪い営業マン

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2018.01.30

営業者も三者三様? 良い営業マン、悪い営業マンの見極め方!

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新築マンションを探す際、つい物件にばかり注目してしまいますが、意外と重要なのが営業マンです。

 

私たちが初めて新築マンションを探す時は、契約や建物について何も知識がないところから始めないといけません。わからないことだらけで当然ですよね。

 

そんなとき、一番身近で相談しやすいプロは、マンションを売る営業マンなのです。

 

でも、一方、もし質問しても全然教えてくれない人だったら? 

はたまた、口車に乗せられて払わなくてもいい費用まで払うことになったら? こんなこと絶対避けたいですよね。

 

人生の一大イベントと言っても過言ではないマイホームの購入、不安なく進めたいところですよね。

新築マンションを探し始めるその前に、ぜひ一度営業マンについて知っておきましょう!

 

 

 

 

良い営業マンってどんな人?

 

Good salesman and bad salesman2

 

 そもそも、新築マンションを販売する営業マンとはどのようなことを担当している人なのでしょうか。

 

  • モデルルームで客を案内する
  • 部屋・オプションなどのプランを提案する
  • 住宅ローン機関を斡旋する
  • 契約を結ぶ

 

の3つが、新築マンションを購入する際に営業マンと接する主な機会でしょう。

 

おおまかに言って、「話を進めつつ様々なアドバイスをくれる人」と思っていいです。

 

竣工前の新築マンションを購入する場合、私たちが得られる情報は、モデルルームやパンフレット、営業マンの話くらいしかありません。

 

つまり、営業マンが適切な情報をもたらしてくれるかどうかは、私たちの決断に大きく関わってくるとても重大な問題なのです。

 

 

とはいえ、販売している会社の目標は、「新築マンションの全戸をできる限り早く売り切ること」にあります。

 

もちろん営業マンも会社側の人間ですから、これを達成するために、言葉巧みに不人気な部屋へ誘導しようとしたり、性急に契約に持ち込もうとしたりする人もいます。

 

不人気な部屋が自分にとって悪い部屋とは限りませんし、実際早めに契約しないと売れてしまうこともありますが、度を越していると適切な判断ができませんよね。

 

やはり、本当に自分に合ったプランをおすすめしてくれる人に当たりたいものです。

 

 

良い営業マンと家探しをしたい! どうすれば会えるの?

 

Good salesman and bad salesman3

 

 さて、新築マンションの購入では特に営業マンが重要なことが、おわかりいただけたと思います。

 

味方になって親身に相談に乗ってくれる良い営業マンに担当してもらうことができれば、なんでも聞けて不安なくマンションを購入することができます。

 

では、目の前にいる営業マンが良い営業マンかどうかを知るには、どうすればよいのでしょうか?

 

まずは行動から見抜く見極めポイントをまとめてみます。

良い営業マンはこれらのことが備わっています。

 

  • 積極的にニーズを聞き出し、説明してくれる
  • 必要な情報を持っていて、きちんと解説する
  • デメリットを隠さない

 

もちろん「生理的に無理」や「なんとなく馬が合う」など人それぞれで相性はありますが、お客様のことを考え、親身になってくれる人が一番です。

 

そのためには、こういった点は必須な条件とも言っていいでしょう。

 

では、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

 

 

1.  積極的にニーズを聞き出し、説明してくれる

 

新築マンションの営業マンは、間取りや設備のプランのみならず、住宅ローンや契約といったお金の関わる内容まで請け負うことになります。

 

こちらが全く希望していない間取りや階をやたら勧めてくる、住宅ローンのシミュレーションもいい加減……では困ってしまいますよね。

 

こちらから話している要望をしっかり聞いてくれるのはもちろんのこと、こちらのニーズを最大限引き出せるように質問もしてくる営業マンであることが望ましいでしょう。

 

 

 さらに、物件を色々見ていても、まだ自分の中で価格や利便性・設備など、マンションや部屋に求めているものの優先順位が固まっていない……という人は多いです。

 

こんなとき、こちらのニーズを引き出した上で、優先順位などを整理してくれる営業マンがいれば、非常に良い営業マンであると言えます。

 

 

 こちらの話をよく聞いて理解してくれる人かどうか、気に留めておきましょう。

 

 

2. 必要な情報を持っていて、きちんと解説する

 

モデルルームを見て購入したくなったとしても、モデルルームと実際の部屋では仕様が違う、というケースはよくあります。

 

このため、青田売りの新築マンションの購入では図面集の吟味が非常に重要です。

 

特に窓の種類や形状、下がり天井や梁など、図面を見ただけでは想像しにくい部分などをしっかり解説してくれる営業マンは、良い営業マンと言えます。

 

 

また、住宅ローンについても、金利や借入年数や審査の通りやすさなど、様々な要素が絡むため、斡旋を行う営業マンの力量が問われます。

 

このように、適切な知識量を持っていて、専門的なこともわかりやすく説明してくれるかどうかは死活問題です。

 

仮にこちらからの質問でわからないことがあったとしても、きちんと調べて真摯に対応してくれる人であれば、安心して任せられるでしょう。

 

 

3.  デメリットを隠さない

 

購入のメリットばかりを話したがる営業マンもいますが、メリットしかないマンションなどそうそうありません。

他の側面から見ればデメリットも必ず存在しているものです。

 

周辺環境や競合物件・室内の環境など、様々な説明を聞いてみて、悪いところも包み隠さず話してくれる営業マンがいたら、その人は信頼できると言えるでしょう。

 

 

いかがしょうか。

良い営業マンは、過度なアピールをしすぎず、私たちのニーズを掴んで、マンションについて必要不可欠な情報をきちんと与えてくれるものだ、ということがおわかりいただけるかと思います。

 

 

悪い営業マンかも? こんな人は要注意!

 

Good salesman and bad salesman4

 

良い営業マンがどんな人なのかわかっていても、何人も見て比べてみない限りは判断しづらいところがありますよね。

 

ここからは、どんな行動をしていたら警戒するべきなのか考えていきたいと思います。

 

悪い営業マンの特徴

 

これに当てはまったら警戒した方がいいかも? というポイントは、以下の通りです。

 

  • 契約の締結をせかす
  • メモをとらない
  • 個人情報を軽々しく話す
  • 宅地建物取引士などの資格を持っていない
  • 住宅ローンの時に提案する金融機関が少ない
  • 図面表や計画表などが雑
  • 返信が遅い
  • 宣伝や個人情報を聞き出す質問が多い
  • 清掃が行き届いてない

 

どれも、「早く契約を取ろう」と考えていたり、顧客を大事にしようという思いが足りなかったりすることで出てくる行動です。

 

特に住宅ローンは、とにかく買ってもらうために審査の通りやすい、金利など他のポイントで損をするプランを紹介している……ということもありえます。

 

注意すべき点は多くありますし、すべてをクリアできる営業マンは少ないかもしれませんが、なるべく当てはまらない人を選んだ方が安全でしょう。

 

 

担当の変え方は?

 

では、自分の担当者が悪い営業マンだとわかった!

こういう時はどうすればいいのでしょう?

 

実は、担当をかえることは簡単ですし、珍しいことではありません。

 

担当の人に直接言う手もあります。

 

でもちょっと気まずい、という時は、モデルルームの責任者に伝えると良いでしょう。

 

 

もちろん丁寧な言い方で、わだかまりが残らないように伝えるべきです。

 

雑に対応してしまうと、新しい担当が恨みを買って妨害されたりするなど、その後の計画の進捗に響くこともあるかもしれません。

 

 

まとめ

 

Good salesman and bad salesman5

 

営業マンについての理解が、これでかなり深まったのではないでしょうか。

 

営業マンの人となりを見抜くのはなかなか難しいです。

 

あまり客をとれない営業マンなどの中には、しつこくまとわりついてくる人もいたります。

 

そのような勧誘に引きずられると、予算のトラブルやストレスの原因となって、後々差し障りが出るかもしれません。勇気を出して、きちんと断りましょう。

 

マンション購入で気をつけることはたくさんありますが、ひとつひとつ慎重に・確実に進めていきましょう! そうすれば、きっと満足のいく結果になるはずです。

マイホームへの旅路の最高のパートナーとなる営業マンをしっかり選びましょう!

 

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