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中央区

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2017.12.14

中央区のマンションってどんな感じ? 買っても大丈夫?

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中央区と聞くと、どんなイメージがあるでしょう。

真っ先に浮かぶのは、銀座や日本橋のような華やかな街、築地市場などでしょうか。

そこに「住む」、というのはなかなかイメージしづらいかもしれません。

 

いざ住むとなると、ただ楽しくお買い物ができればいい。というわけにはいきませんよね。

住むという視点でみると、一体どんな街になるのでしょう。

 

今回は、「銀座」「日本橋」など名だたる地名の並ぶ中央区を、「住む」という視点から紹介していきます。

 

中央区に住むって、どんな感じ?

 

中央区には、大きく分けて

  • 銀座・日本橋エリア
  • 人形町・水天宮エリア
  • 月島・勝どき・築地エリア

の3つのエリアがあります。

 

銀座や日本橋はオシャレな街、人形町は古き良き東京の下町、月島といえばもんじゃ……と、お出かけしたくなる地名が目白押しですね。

 

交通の便

 

これらのエリアは、中央区内を循環している「江戸バス」や地下鉄で、相互に行き来することができます。

 

中央区内は、

  • 銀座線
  • 日比谷線
  • 有楽町線
  • 東西線
  • 半蔵門線
  • 都営浅草線
  • 都営大江戸線
  • 都営新宿線

以上の8つの路線が網目のように張り巡らされていて、交通の弁は非常に良いです。

 

月島・勝どきを除けば、駅間も数百メートル程度しかなく、都心の通勤には非常に便利です。

 

また、日本橋・銀座のような何でも揃うオシャレな街は、区内で縦に広がっているので、どこからでもアクセスしやすいです。

 

休日を存分に楽しむことができますね!

 

住みやすさは?

 

中央区は、犯罪発生率が23区中20位と、都内でも非常に治安の良い地域です。

 

区立図書館は京橋(築地付近)・日本橋・月島の3箇所にあり、どのエリアからも行きやすい場所になっています。

 

華々しいイメージが強いですが、人形町・水天宮エリアや月島・勝どきエリアは住宅が多くなっていて、スーパー・コンビニも充実しています。

 

最近では新築マンションの数も多く、非常に勢いのある街です。

 

どの地区が私にぴったり? エリア別に紹介!

 

中央区は、上記のように多くの路線が通っていて交通の便がよく、区内の移動もしやすいですが、エリア間の特徴の差が激しい区でもあります。

 

先ほどの3つのエリアについて、それぞれどのような場所で、住み心地はどうなのか、詳しく見て行きたいと思います。

 

中央区 1

 

銀座・日本橋エリア

 

南北を貫く中央通りに沿って、日本橋側では三越本店や髙島屋などの商業施設が並び、銀座側では老舗やブランド店の並ぶ、非常に華々しいエリアです。

 

日本橋周辺には日本銀行や証券会社の本部があり、金融街という側面もあります。

 

銀座には新しい商業施設「GINZA SIX」が2017年春にオープンし、また、営業を終了した「ソニービル」が2018年以降「銀座ソニーパーク」として生まれ変わることが計画されるなど、これからも流行とともに変貌することが期待されます。

 

このエリアからは、東海道新幹線や東北新幹線をはじめとして数多くの路線が通る、日本有数のターミナル駅である東京駅も近いです。

 

普段の通勤に使うには大きすぎてかえって不便な面もありますが、出張や旅行などの遠出のさいは、かなり快適に行くことができます。

 

他に利用できる駅は、

 

日本橋方面では

  • 日本橋駅(東西線・銀座線・都営浅草線)

 

銀座方面では

  • 銀座駅(銀座線・丸ノ内線・日比谷線)
  • 銀座一丁目駅(有楽町線)
  • 東銀座駅(日比谷線・都営浅草線)

 

以上の駅があります。

 

銀座や日本橋の百貨店は、高級ブランド品の衣服や宝飾品のだけでなく、キッチン雑貨や寝具などの暮らしに必要なアイテム、そして生活には不可欠な生鮮食品も取り扱っています。

 

日々のお買い物をオシャレな気分で楽しめるのも中央区ならではですね。

 

ただし、普通のスーパーなどは少なく、物価は高めになります。

 

人形町・水天宮エリア

 

日本橋や銀座とは打って変わって下町情緒のあるエリアです。

 

昔ながらの街並みを残しながら、飲食店やオフィス、住宅が混在しています。

 

雰囲気の良い寺社も多くあり、土日は観光客で賑わっています。

 

また、水天宮の方面では隅田川沿いに遊歩道が整備されていて、散歩にはもってこいの場所です。

区営のスポーツセンターがあるのもこのエリアです。

 

買い物の環境としては、個人商店が豊富にあるほか、マルエツプチ・まいばすけっとのような小型スーパーやコンビニのほか、24時間営業のスーパーも揃っています。

 

中央区ならではの雰囲気を味わいつつ生活環境も整っている、お得なエリアですね。

 

月島・勝どき・築地エリア

 

月島・勝どきは東京湾に浮かぶ人工島で、築地はその対岸にあります。これらは歩いても10〜15分程度の距離です。

 

かつては工業地帯でしたが、最近では高層マンションが多くなり新たな住宅地として注目されています。

 

2020年の東京オリンピック開催時には勝どき周辺に選手村が設けられるため、現在開発に力を入れられています。

 

これに伴って公共の交通機関も強化される計画になっていて、いずれは国際展示場やお台場と銀座や日本橋をつなぐ役割を担うことが期待されています。

 

非常に将来性のある地区、と言えるでしょう。

 

生活環境はこの数年間で大きく変わり、スーパー・ドラッグストアなども増えて暮らしやすい環境が整ってきています。

 

治安も非常に良く、子供達が道端で遊んでいたりします。

 

勝どき駅には大江戸線、月島駅には加えて有楽町線、築地には日比谷線が通っています。

 

東京駅方面へもバスで行くことができるので、アクセスは十分良いです。

 

物件の相場は? 資産価値はどれくらい?

 

中央区 2

 

中央区がお出かけだけの町ではない、住むのにも快適な町である、ということがわかってきたのではないでしょうか。

 

こうなってくると気になるのは、物件の相場ですよね。

 

銀座・日本橋の付近のマンションは少なめですが、人形町、築地、月島には多くの新築マンションがあります。

 

相場は、人形町は6,000万円、築地は5,000万円、月島は4,500万円程度が平均的です。

 

他の区との比較として、住みやすい街と名高い中野区の物件を例にすると、新築1LDKの相場は4,000万円程度です。

 

やはり中央区の物件は少し高めに見えますが、現在政府が開発に力を入れているエリアであること、月島・築地あたりはこれから更に発展が期待されていることを考えると、妥当な金額でしょう。

 

今後の資産価値はどのようになっていくのでしょうか。

 

基本的に、銀座や日本橋のような中心部は、今後も高いまま保たれるでしょう。

 

月島・勝どきエリアはタワーマンションが建てられるなど現在勢いがあり、今後も東京オリンピックの開催のおかげで更に開発が進みます。

 

しかし、東京オリンピックの後、選手村用の物件が空いて売りに出される予定ですが、物件の供給過多が起こってしまって資産価値が下落する可能性も考えられるので、注意が必要です。

 

まとめ

 

中央区 3

 

「銀ブラ」や下町の雰囲気が日々の暮らしの中に取り込まれることは、毎日の生活を楽しく彩ります。これは中央区だけが持つ魅力ですよね。

 

さらに、下町とビジネス街、商業施設の集まる中央区には、「交通の便の良さ」「暮らしに必要な環境」が整っているので、中央区は住むのにも快適な地域であることが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

 

また、東京オリンピックの開催に向けて開発に力が入れられている地域なので、開催までは資産価値も上がっていくことが見込まれます。

 

「遊ぶ」街として魅力的なだけでなく、「住む」街としても魅力的な中央区。

予算にゆとりがあるようであれば、候補に入れてみても良いのではないでしょうか。

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