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2017.12.07
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賃貸で一人暮らしをして10年経つと、一体いくら家賃を払ったことになるでしょうか。
その額はなんと、1000万円ほどにもなってしまいます。
そのまま家賃を払い続けるくらいなら、家を買ってしまった方が安く、もうちょっといいお部屋に住めるかも……と迷う方も多いのではないでしょうか。
一生住み続けるかもしれない、あるいは売ったり貸したりするかもしれないマンションを買うなら、ピカピカの新築がいいかも。
ここまでは考えても、その先の選び方は賃貸の時と同じでいいのか、資金がどれだけあればいいのか……など、初めてのマンション購入では悩みが尽きないことと思います。
そこで今回は、おひとり様向けのマンションの選び方について説明していきます!
分譲マンションを探してみようと思ってポータルサイトを開くと、まずは「立地」と「間取り」で絞り込むことになります。
賃貸マンションを選ぶときと同じような要領ですね。
では、好ましい立地・間取りのマンションがいくつか見つかったら、次は何に注目すれば良いのでしょうか?
分譲マンションの個性に大きく関わるものといえば、設備の充実度でしょう。
共用部分と自分の部屋、それぞれについて見ていきましょう。
分譲マンションの共用部分の施設は、賃貸マンションの物件よりも格段に充実しています。
まずは何と言っても、セキュリティが気になりますよね。
できれば廊下が建物の内部にある物件を選びたいところです。
最近では、二重オートロックや指紋・顔での認証、防犯カメラでの24時間監視など、かなり充実したセキュリティを用意している物件もあります。
次に、宅配ロッカー。
一人暮らしをしていると、荷物を受け取る時間がないのは大きな悩みですよね。
平日働いていて帰りが遅いのに通販を頼むと、せっかくのお休みに家で荷物を待っているハメになることも……。
宅配ロッカーがあれば、もうそんな心配はなくなります。
そして、「24時間ゴミ出しOK」な施設を備えているマンションもあります。
夜や休日にゆっくり掃除して、そのときに捨てに行く、ということもできるので、出し忘れの心配もありません!
自分が住む部屋も、どうせなら今の家より充実した設備があると良いですよね。
例えば水回りでは、食洗機が備え付けられていたりします。
これらがあると、自炊した後の片付けもとっても楽ちんですよね!
その他にも、お風呂・お手洗いから独立した洗面台があると広々して暮らしやすくなります。
また、ウォークインクローゼットは女性の憧れなのではないでしょうか。
「一人暮らしはちょっと寂しい、動物がいると嬉しいな」という方は、「ペットOK」の物件を探しておくと良いですね。
独身女性がマンションを買うときは、「安心」「安全」「快適」にこだわったマンション選びを心がけると、納得いく買い物になりやすいです。
様々な部屋を見ながら、どんな機能があるのか、その中のどれが欲しいか考えて行くと良いでしょう。
「今は独身だし、一人でも満足しているけれど、機会があれば結婚や出産もあり得るかも」
……そう思っているおひとり様も、非常に多いでしょう。
そんな機会がやってきたとき、自分用に買ったマンションが要らなくなったらどうしよう? と、購入に二の足を踏んでしまう方もいるかと思います。
もし「家を売ってもローンが残ってしまう」「貸したいのに入居してくれる人がいない」なんてことになったら、清々しいスタートを切ることができなくなってしまいますよね。
まだ様々な選択肢が残っているから、次に選択するとき後悔しないように家を買いたい。
そんな独身女性だからこそ、「資産価値」を気にした物件選びが重要になってきます。
「資産価値」の高い物件とは、平たく言うと「みんなが欲しがるような物件」を指します。
いつか引っ越したくなったとき、みんなが欲しがるような家なら高く売れますし、賃貸にしても借り手が見つかります。
これならローンの返済が難しい……なんてことにならず安心ですよね。
資産価値が高い・落ちにくいマンションを選ぶには、
の3つが特に重要です。
立地の条件は、交通の便はもちろんのこと、商業施設や金融機関が近く生活しやすいかどうか、街の成長性やブランド力などにも左右されます。
建物の住環境は、広さや日当たり・風通しの良さ、床暖房などの設備のような自分の部屋の状態に加えて、建物の共用部分の設備が古すぎないか、防犯・防災が整っていて安全性が高いか、なども関わります。
さらに、マンションに管理会社が入っているか・修繕計画がしっかりしているか、というようなマンション全体の管理体制も、資産価値に関係します。これは少し意外ですよね。
新築マンションを購入する場合、3つのうち、建物の住環境がよく整えられたマンションを購入することになるでしょう。
一方、最も価値の廃れにくい条件は立地なので、これをしっかり検討すべきでしょう。
これを参考にして資産価値の高いマンションを選べば、貸したい・手放したい、というときもうまくいきやすいでしょう。
どんなマンションに住めばいいか、だんだんわかってきた! ……けれど、たった一人で家を買って、支払っていけるの? と、疑問に思う方もいるでしょう。
ローンを組めば20〜30年にわたって支払い続けることになりますし、定年までには払い終えておいた方が安心ですよね。
このように考えると、30〜40代のうちにローンを組むことになります。
そうはいっても、リストラされたらどうしよう、もし途中で病気にかかったりしたら……など、不安がつきまとってなかなか踏み切れないかもしれません。
しかし、独身で働く女性が増えている近頃は、そんな女性たちのために、金利の優遇や様々な特典のつく住宅ローンが出てきています。
大手銀行や地方銀行・ネットバンクなど、最近では様々な機関が女性専用の住宅ローンを提供しています。
付帯している特典は各社それぞれで、低金利なだけでなく、女性向けならではの保証が揃っています。
代表的な例として、以下のような特典を持ったローンがあります。
これほど手厚いフォローがあるのであれば、もしかすると賃貸で家賃を払う場合より心強いかもしれませんね。
資産が手元に残るというメリットもあるので、どうせなら家賃よりお得なローンを活用してみるのも選択肢の一つと言えるでしょう。
自分の好きなお部屋を自由に選べる、まだ将来に選択肢が残っている“おひとり様”のマンション選び、いかがでしたか?
ぜひ自分のお気に入りで、みんなに憧れられるようなお家を探してください。
みなさんを後押ししてくれるサービスは、最近どんどん増えています!
素敵なお家が見つかって、みなさんの生活がより充実したものになると良いですね。